韓日展のレポートも 今回で最終回。 今回、じつは 個人的に絵を描く事に なんだかこの先、自信がなくて いろんな人に 『そんなに無理してまでやる意味があるのか?』 とか、 「いろんな人に迷惑かけてまで個展することを忘れるな」 とか言われ 正直、自分に自信もなくなり 絵を描いていくことを踏みとどまって もしかしてこれが最期の展覧会にして 絵を描くのを休もうかとか 一瞬、思い…凹んでいたんです。 描いていてかつての十代の頃のような楽しさがなくて これが限界なのかなって思ったりもして… でも 実際、在日韓国人として生まれ 韓国語もわからないで日本語しかわからないのに 日本人ではない自分に腹が立ったりして… でもそんな自分でも 言語を超えて訴えかけれる才が 自分にあるのは意味があるんじゃないかと思い、 それは素敵なことだなって思いました。 自分がここにいるのには確かに意味がある。 「生きててよかった。 描いていてよかった。」 と思える自分に気づいて そこに気づいただけで 以前よりずっと自分を好きになれました。 いろんなことありましたが これからも描いていくと思います。 やっぱりいろんな反省もあったし… ギャラリーのオーナーも絶賛してくれて この絵が好きと言ってくれる 韓国人、西洋人もたくさんいて なんだか… 幸せだなって思いました。 自分の幸せは 絵の中にしかないかもしれない だからこそ 絵を描いていく。 大げさですけど そんな確認ができました。 それだけで意義がありました。 そんな2011年の夏でした。 最高でした。 #
by bells-town
| 2011-09-03 01:37
| 番外編
韓国も毎日いると赤いものばかり食べるだけじゃ飽きてしまうかなと思ったんですけど… なかなか…意外に胃腸もいい感じで あまり苦にならない…快食快便みたいな感じで… でも今回どうしても食べたいものがあり それは参鶏湯やキムチや冷麺なんかじゃない。 それは… ユッケだーーー!!!!! おかんの妹は韓国人で その息子でサンジュニという男前な男がいます。 彼はアメリカに留学してた経緯もあり 日本語は話せないけど英語が話せて 私も韓国語は話せないけど英語は少し話せます。 「日本では某焼肉店でユッケで何人も死んだから今、日本ではユッケが食べれないんだよ。」 というと男前な彼はいいユッケを食べさせるお店知ってるよといい、 車で2時間くらい? どこなんだろ… すんごい場所に連れて行かれました。 まず日本語なんかメニュー表には書いてない 韓国人のみに商売しているお店… ユッケって日本では こんなんでしょ? 度肝抜かされました… こんなん出てきました。。。。 ユッケビビンパです。 すっげー! と思って食べたら うんまい! うまいんですけど… すっごいスピードで味に飽きちゃいました。。。 ユッケが日本で食べれる日はいつなんでしょうかね…。 次回は個展の動画をアップします。。。。 #
by bells-town
| 2011-08-30 00:21
| 番外編
2日目の夜はオープニングを無事に迎えれた喜びから 美味しいお酒を呑んだはいいですけど 安心したのか、スグくたばってしまい、 次の日の朝に頭痛と戦いながら メンバーと合流しました。 3日目はムアンという 綺麗なクソ田舎へ観光してきました。 とにかくソウルから遠い! 遠くて… とにかく遠くて… 港町という感じの場所で博物館へ行き、 船に乗りお寺に泊まり、 美術館へ行き、 ソウルへ戻って… 簡潔に編集してみました。 今後、ムアンとソウルをつなぐ橋が完成予定らしく 4時間かかるところが その橋ができると1時間でソウルに行けるらしい。 しかしその橋はまだ繋がっていなくて 未完成の橋でした。 船に乗り、ぐるっと回って 振り返ると 橋がつながってました。 これはなんだか韓国と日本の 今の関係を示しているんじゃないかと そう思えて… 言語や思想、風習は違えど いつかは繋がるんだ。 と、思ってしばらく感動に浸って 写真を撮ろうと思ったら… あれ? また離れた??? なんだ、ぎゃふんだ。 と思ってても気分がいいので 繋がったままにしておこうっと。 ソウルに戻り また宴で飲みまくりました。 それはそれは 酒池肉林でした。。。。 ここでは控えます。。。 #
by bells-town
| 2011-08-29 00:52
| 番外編
二日目の朝はラブホテルで目が覚めました。 ぇえ。 もちろん独りですけど…。 ホテルで2日分のホテルの空きの部屋がないと言われ 仕方ないので近所のラブホテルで…。 しかしそのホテルは4万ウォンと 格安で綺麗でなかなか…今思えばいいホテルだった。 明け方に地震のような揺れを感じたんですけど… 他の部屋で誰かを誰かで感じてたんでしょうね。 別の意味で。 とにかく 朝起き、個展ギャラリーへ行きました。 行った事もない場所で 個展をするということ…。 実はすっごく怖いです。 でも洞口依子似のホットパンツのギャラリーの受付の人は優しく 展示を手伝ってくれた日本の人たちは本当に… 本当に優しく、今回の旅は人の優しさに触れて感動する旅でした。 予定時間通り、 オープニングパーティーを始められてホッとしました。 いろんな人が来てくれて いろんな人がいろいろなコメントをしてくれました。 みなさんの前で なにかコメントしてくださいと言われ 「私は在日韓国人で韓国語もできないまま 日本で育ち、名前も2つあり、 日本人ではないと言われたり、 外国人と言われアイデンティティーが揺らぎながら 自分の居場所がわかりませんでした。 でも こうやって自分の国籍の地で こうやって作品展を開催できたってことは… 生まれてきたことに意味があるんだって思いまして… 生まれてきてよかったって思いました。」 って、長いけど自分の言葉で言ったら 韓国語に訳してくれて いろんな人が涙を浮かべてくれました。 韓国で個展をするって怖かったし、 行った事のないギャラリーで個展も怖かった。 でもなんか… 本当にこの瞬間、幸せでした。 #
by bells-town
| 2011-08-27 01:12
| 番外編
出発前日までバッタバタしていて当日は2時間も寝れなくて 思えばその就寝してしまった2時間が痛かった…。 忘れ物が多い、多い。 とにかく空港へ。 集合時間の30分の遅刻…。 謝り倒しましたが 3時間遅れてきた強者も中にはいて…。 とにかく インチョン空港へ出発しました。 飛行機の中で「SP革命篇」を観ました。 野望篇を観てないのでなんとも言えませんが 淡々とした映画で2時間弱で韓国に着くので ほとんど伏線張られた段階で 後半に入る前に韓国に着きました。 あ、コレ、 完全に余談です。 ちなみに出演している松尾さん(左から2番目)は昔の同僚です。 最後に会ったのは韓国映画の「母なる証明」を観に行った時の 渋谷の映画館で 『あのSPって映画化はどうなってるんですか?』 なんていうたりなんかしてた2009年でした。 これも余談です。 韓国つながりってことで。 とにかく韓国に着いて 作品数も作品数なだけにいろいろあって 時間も取られ、会場へ向かいました。 初日はなにもしないで ただみんなで生タコの 悪意あるんじゃないかと思えるくらい辛い鍋を食べただけでした。 2日目の朝からギャラリーに行き、 展示をしてまして この日のために 自分の個展も2週間切っているのに 手伝いに来てくれた脇嶋さん。 (私は横浜の兄貴と慕っています。) 9月3日から爾麗美術にて彼の個展がありますので 横浜周辺の方は是非。 http://www.tokyoartbeat.com/event/2011/3AD8 とにかくみんな手伝ってくれたおかげで 驚くほど短時間で展示を終えました。 その日のオープニングパーティーの様子は次回にて。 #
by bells-town
| 2011-08-25 23:27
| 番外編
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